ブログっ...!

自分についてのメモしかないので、見る価値がないよ。(人に説明する思いやりが皆無に近いよ。)

ちょっと、しょんぼり

前回書いたエントリーのつづきではないが、病院に通い始めて一ヶ月経つ。

ミソフォニア。薬を処方され毎日服用するのはいいが、この十年の間に「ある音が気になる私」がなんだか染み付いてしまって、完治はしないだろうなぁと半ば諦めの気持ちがある。もちろん、症状が抑えられるなら嬉しいけれど。そうも簡単に変化はない。
「薬を処方したし、もう治る!解放されるかも!」と思う瞬間も二度ほどあったのだが(笑)、そう思ってイヤホンをつけずに登校し、研究室に入った瞬間に後悔する。苛立ちで心拍数が上がり、震える手でこんがらがったイヤホンを解き、急いで音を上書きした。この期待=>失望の落差。自己防衛で「もう期待しないほうがいいのかも」と思ってしまう。
でも、昔ある先生に「自分はXXだって思うと、変えられる性質も変えにくくなる」と(この病気の話とは全く関係ない文脈で)言われたことを思い出した。。自分のお金でせっかく診察しもらっているのだし、極力は治す気持ちでいたい。どうなるかな。

おととい、家族で鍋を食べる時間があった。両親と私だけだけど、こうやって机を囲んで家族複数人でご飯を食べるのは珍しい。半年に2回あるかないか、かもしれない。
両親は好きだし、こういう団欒の場は大事にしたい。それでもやはり「敵は鍋料理にあり」だった。熱いものを無条件で啜る食作法はだいたい日本共通だと思う。二人の音が気になって、急に気が落ち込み、胸がザワザワし始めた。しかし、今でも両親に注意するのを躊躇してしまうことがある。冗談ぽく言える余裕があるときは良い。そのときには余裕が皆無だった。両親には病院に通い始めたことも言っていなかったし、変に注意して二人の気を害してしまうのも嫌だった。我慢して黙り込んでしまう。食欲がどんどん失せていくのを感じた。
母が私の不機嫌さに気づき、父を注意し、母自身も食べるときに気を使ってくれた。父親も呆れながら気を使っていたのがわかった。無音ではないが、すする音は先より小さくなった。「頼む、それでも全然辛いんだ。無音で食べてくれ」と言いたかった。けど、父は至って普通に食べているのだ。「肘をついて食べるな」「口を開けて食べるな」ならまだわかる。それはマナー違反だから注意する理由として十分だから。すすって食べるのを注意するのは、少なくとも日本ではマナー違反ではない。父の休日に、父のマナー違反でない食べ方をくどくど注意するのは苦しかった。だから、言葉を飲み込んでしまった。
食欲が失せてしまったので、自分の部屋に戻った。食後も胸のザワザワが止まなかった。せっかくの団欒だったのに、楽しんで食べれなかった。悲しくなった。

翌日になっても、胸のザワザワが残っていた。ちょうど母親と居間で二人になったときに、ミソフォニアの話をした。いつも気になってしまって、しんどいと話した。「そういうときは言ってくれていいんだよ、音やめてってそれだけでいい」うう。そう言ってくれるのはありがたいけれど、いろいろ考えてしまうんだよ。。
母親は、あまり悩まないように、と言った。普通の人は耐えられる何かを気にしすぎてしまう人っていうのはたくさんいる。たとえば、私の叔母(母の妹)は「毛玉」が恐怖らしい。私から言わせれば一瞬「え」と思ってしまう。毛玉なんて、自然にできるもんだし、害ないじゃん。それでも叔母は毛玉を見ると虫酸が走るらしい。
そういえば、こんなツイートがあったな。
http://twitter.com/sakamegane/status/769455359593287680
画像見ても何が恐怖なのか私は全くわからない。それでも恐怖を感じる人は感じ、私のような「普通」の人が気づかない場所・瞬間に苦しんでいるのだと思う。私は共感はできないが、叔母もツイート主も含め、このような特定のものが気になる人に対し、「普通の人は気にならないんだから、甘えるなよ」と強要するつもりは全くない。人それぞれ気になってしまうことはあるし、そばにいたら極力協力したいと思う。 (「まばたきを1分に1回以上する人間が気になっちゃうんだ」と言われたら、「エエッ困る」と動揺してしまうが、毛玉とか食べ物なら、努力して気をつける・気をつかうことが完全に可能だと思うから。)
母親は、私もそれと変わらないと言った。部屋にほこりがあると落ち着かないとか、尖ったものが怖いとか、そんなような性質と同じで、誰にもひとつやふたつありうること。何も特別なことはない。だから、あまり悩むな、と言った。

うむうむ、確かに。
潔癖症と同じ、と言われると(潔癖症は、比較的、世間からの知名度が高いので)納得しやすい。
それにこれは病気だ。私自身に非があるわけでもない。もう悩まないようにしようか、極力。
あと徐徐にまわりに告白していこう。。タイミングと勇気がつかめないけど。。

(私は視覚刺激にも嫌悪を感じるから、人間の肩が呼吸で上下しているのを見るのがとても苦手。電車とか最悪。移動したり、目を閉じたり、視界をずらすことにより回避する。「肩上下すんな!」って注意するのは「呼吸するな!」って言っていることなので、これについては協力を仰ぐつもりはもちろんない。)

ああ、講義中にサラダパスタをすすって食べている人がいて、勘弁してくれバカって思った。
熱い麺類は百歩ゆずって理解できるが、冷たい麺類ってすするに値するかねぇ。。しかも、授業中。

別の講義では、鼻すすりの合唱団。ティッシュ配りのお姉さんになりたい衝動にかられた。(「殴りたい」気持ちの婉曲表現)

まあ、まだ続く。。