ネズミを見に行った
すごかった。
イソターソ先の社員さんにこの大会の動画を見せてもらった8月。 当時は、その動画を見てゲラゲラ笑っていただけだった。 どう実装されているのか、とか仕組みを特に考えず、 ただ、いくつも並ぶ駐車場(トラップの行き止まり)に丁寧に一個ずつ入っていくネズミがアホらしくてひたすらに面白かった。 壁にがつがつ当たるネズミを見て、ランチ中に爆笑したのを覚えている。
全国大会が11月にあると聞いた。ので決勝だけ行ってみた。
これ、すごかったwww
思った以上に熱があがった。
会場一致で
「おおーー!!(歓喜)」
「ああーー!!(残念)」
「おおーー!!(感動)(拍手)」
と、選手とともに一喜一憂するのは、スポーツ観戦のようだった。
そして生で見ると、不思議に思うことがどんどん出てくる。
・ネズミと相性がよく、かつ最短路である経路を探す
・物理運動とソフトウェアの組み合わせ、誤差とか
(内がもつ情報と、外(物理上)の情報の差、大変そう。電気工作やったことない人間なので...)
・座標をどうとっているの
・まがり角を極力減速せずに曲がる人すごい
・ジェネリックに迷路をどう認識しているのか
(迷路には多種のトラップがあり、しかしトラップに見せかけた正解路もある。
例えば駐車場トラップに特化したような対策をとってしまうと、偽トラップに柔軟に対応できなくなるんじゃ。)
聞くと、座標についてはタイヤの回転・角度で求めているらしいが、スリップすることがあると、座標を誤って保持してしまって誤動作しがちらしい。 座標が狂うと、内情報では壁がないはずなのに、壁にぶつかったりしてしまう。(そうするとだいたいリタイヤ)
しかし、上位のほうになっていくと、スリップも含めた補正を効かせているらしい。 この辺、意味わからないが... レベルの高い人はねずみの重さを思い切り削減するため、その誤差の補正もすると。
決勝は予選の順位の低い人順にだいたい出場してくるので、終盤に近づくにつれ、みんなヒートアップ。
こじネズミ (こジマさん)、ふぁんとむ (まツイさん)、が一番印象に残っている。 最も自分と相性の良い、最短経路を一、二度の探索で見つけてしまう。 この二体は、もはや背伸びをしなくては見えない(ほとんど壁で見えない)(特にこじネズミのほう)。 直線距離が一番得意なこの二体は、一見すると遠回りに見えてしまう経路をあえて選び、 最後の一直線でとんでもなく加速する。 凄まじかった。。
結局一位をとった人(前年の優勝者、予選の一位(つまり決勝のオオトリ))は速度パラメータを最大にする前に最高記録を出してしまった。
「一位になることが決まったら、使おうと思っていた最大パラメータがあります。」
とラスト走りで、披露。全速力なのに、どこにもぶつからず、完走。
これが再び決勝最高記録になった。
これが最高に盛り上がった。
パフォーマーとしても、すごかった...
結論。すげえ楽しかった。 スポーツ観戦みたいだった。 しかも、不思議&感心する部分が多いので、絶えず考えているため、見ていて飽きない。
社員さんが、大会後、PRに来ていた社会人の人を紹介してくれた。(ありがたい)
そこにハンダ付けから行うメカネズミキットがあった。
ちょうど初めて見たかったし、買うか!となるも、
げえええ!高え!46,000 wwwww
ちょっと衝動買いするには学生には辛い。
また次回にしよう。
(しかし、そうなると、数年のスパンでやらない可能性が出てくる。。なるたけ早めに。。)
すぐ近くに解説してくれる方がいてありがたかったし、
おかげでよりいっそう楽しめたと思う。
本当にありがたかった。
メカ可愛いと思った。ミニ四駆してえ。
ジャイアンに没収されそうだが。。
じゃ(^^)ノシ